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四柱推命の基礎と歴史:命術の奥深い世界を解き明かす 第1回

四柱推命用語(shityu-sui-mei technical term) 四柱推命

「うらない」は、人の心の内や運勢、未来を判断し、予言する方法です。 これから、皆さんは『四柱推命』という占いを学んでいきます。。私、オリビアは、四柱推命の奥深さを学び、共有することに情熱を注いでいる先生(たかくらしんさい先生)からいろいろ学んできました。そんな私が、初学者の皆さんのためにわかりやすく解説をしていきたいと思います。ちょうどいい四柱推命の学習の機会ですので、この回と次回の記事は主に基礎用語などについて説明しています。空亡など次回には説明していますので是非読んでください。

四柱推命は、あなたが生まれた瞬間に刻まれた封印を解き、運命の謎を解き明かす鍵です。これは、あなたの個性、性格、そして未来の運勢の浮き沈みを伝えます。四柱推命を習得することで、自分自身をより深く理解し、生涯の選択をより賢明に行えるようになるでしょう。

こんな人におすすめです。
この記事は占いの歴史と基本的な用語について詳細に説明します。占いに興味がある人や、四柱推命や陰陽道、五行説に関心がある人にとっては、有益で興味深い情報が提供されています。歴史的背景や占術の種類、用語の解説が含まれており、占いに対する理解を深めることができます。

 

第1章: 歴史と基本的な用語説明

1.歴史

1)占いの歴史

占いは文明の起源であるエジプト、中国、メソポタミア、インダスの時代から、星の運行を研究し、豊穣を占ったり、戦の戦術に使用されてきました。 古くから、国の政治において重要な役割を果たしてきました。

日本の歴史には「占い」が密接に関連しています。動物の骨を使った「太占」が古くから行われ、天武天皇は「式盤」を使った占いで、壬申の乱を勝利に導きました。中世に入ると、軍師が易学や天文学を使い、出陣の日の吉凶を占うなど、占いは戦闘に欠かせない要素となりました。江戸時代に入ると、人相占いや夢占いなどが庶民の生活にも浸透していきました。
日本で最初に占いを行った人物について、明確な答えは存在しませんでした。ただし、文献に残っている中で最も古い占い師の一人とされるのが、邪馬台国の卑弥呼です。

飛鳥時代に入ると、中国からさまざまな占い方法が日本に伝わりました。そして、平安時代には、安倍晴明をはじめとする陰陽師たちが、広く知られた占いを行うようになりました。彼らの存在により、陰陽道は公的な役割を果たすようになりました。

2)占いについて

多くの占術は「卜術」、「相術」、「命術」という 3 つのタイプに分類されます。タロット占いや易占いなどは、偶然に現れる表象に基づいて占いの結果を導き出す「卜術」に分類され、手相や人相など、目に見える形や特徴に基づいて運勢を占うのが「相術」です。また、個人の生年月日や出生時間に基づいて占いの結果を出すのが「命術」です。西洋占星術は、四柱推命や九星気学と同様に「命術」に分類される占術です。

3) 四柱推命とは

四柱推命が日本に伝わったのは江戸時代中期と言われています。この「四柱推命」という呼び方は、日本独自の呼び方であり、中国では「命学」や「命理」と呼ばれています。

2.基本的な用語の説明

推命とは

「推命」とは、自分の生まれた年・月・日・時刻を4つの柱に分け、その情報をもとに運命を推理する方法です。

命式

「命式」とは、生まれた年・月・日・時刻を十干(天干)と十二支(地支)に変換し、それを年柱、月柱、日柱、時柱に配置して、蔵干、通変星、十二運、空亡を特定するものです。男性の命式は「男命」、女性の命式は「女命」と呼ばれ、大運の順逆を決定する際に使用されます。

時柱日柱月柱年柱
天干
地支
蔵干
通変星食神傷官劫財
蔵干通変星劫財正財正官正官
十二運沐浴
空亡寅卯
命式の例

大運


「大運」とは、大きな運勢の流れを指します。

五行

この世のすべてのものは、木・火・土・金・水の5つの要素から成り立ち、これらの要素はお互いに関わり合いを持ちながら循環しています。

陰陽

「陰陽」とは、相反する性質を持つ二つの気で、陰と陽が互いに反発しながらも交じり合います。

十干

「十干」とは、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類を指し、これらの十干は五行を兄(陽干)と弟(陰干)に分けたものです。

十二支

「十二支」とは、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類を指し、月や季節、方角、時刻を表すのに使われます。

蔵干

「蔵干」とは、十二支を蔵にたとえ、その中に隠れている十干を指します。

六十干支

「六十干支」とは、十干と十二支を組み合わせて、合計60の組み合わせができることを示します。この組み合わせは必ず陽干と陽支、陰干と陰支の組み合わせとなります。

空亡

「空亡」とは、十干と十二支の組み合わせから外れてしまう十二支のことを指します。

五行の相生・相剋・比和

「五行の相生・相剋・比和」は、五行の力関係を表すもので、「相生」は助け合う関係を指し、「相剋」は反発し合う関係を示します。「比和」は協力し合う関係を意味します。

通変星

「通変星」は、十干と十干の相生・相剋・比和の関係を表現します。

十二運

「十二運」は、十干と十二支の関係から導かれる、人生のバイオリズムを示します。

干合・支合・三合・方合

「干合」は、十干の中の陽干と陰干が協力する関係を指し、「支合」は2つの支が協力する関係を示します。「三合」および「方合」は3つの支が協力して強力になる関係であり、条件に応じて他の五行に変化することもあります。

刑、冲、破、害

「刑、冲、破、害」とは、相剋を支配する支との関係であり、基本的には不吉な兆候を示すことが多いです。

身旺、身弱

「身旺」とは、自分自身を示す日干が強いことを指し、「身弱」とは日干が弱いことを示します。命式のバランスが強い場合は「身旺」であり、逆に弱い場合は「身弱」といいます。

良い五行、悪い五行

「良い五行」とは、命式にとって有益な働きをする五行を指し、「悪い五行」は逆に有害な働きをする五行を指します。良い五行の大運や年運が巡ってくることを「吉運」とし、悪い五行の大運や年運が巡ってくることを「凶運」とします。

節入り日

四柱推命では旧暦が使用されます。一年の始まりは1月1日ではなく、2月の「立春」から始まります。2月の「立春」から、翌年の節入りの前日である「節分」までが1年となります。同様に、四柱推命での1か月は、月の節入り日から、翌月の節入り日前日までを指します。

陰陽説

「陰陽説」は、相反する性質を持つ「陰」と「陽」という二つの気が互いに反発しながらも交わり合い、万物を生み出していくことを表します。

 陽太陽
 陰
陰と陽の比較表

五行説

「五行説」によれば、自然界のあらゆるものは木・火・土・金・水の五要素から成り立っており、これらの五つの要素が盛衰(消長)しながら繰り返し循環することによって、万物の生成が行われていくとされます。

上へ上へと伸び育つ働き、向上、発展。
燃え上がり、膨張する力。暖め、乾燥させる。
包容し育む。すべてを調整する。季節を繋ぐ
形を整え、結実を促し、収束させる
万物を潤し、生気を与え、休養させる
木・火・土・金・水の五要素

四柱推命は、難しい学問ですが頭を整理して覚えていけばどなたでも上達します。

この記事でも基礎を学ぶことができますので知識の向上に努めましょう。
早く上達したい方は体系的に覚えられる自分に合った教材で勉強を進めていくことをお勧めします。

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